【9/18】霊界通信 イエスの成年時代 神と人間のはざまで 44 ユダの接吻

その夜は真っ暗であった。寒い北風が吹いていた。町には人影が全く見られなかった。民衆はローマの軍隊を恐れ、ユダヤの指導者をも恐れていた。アンナスの密使は、いたるところで人々の耳にささやいた。

「イエスは大悪人だ。しかも悪魔のまわし者で、3日以内にエルサレムの神殿をぶち壊してしまうそうだ」とまことしやかに吹き込んでいた。イエスのことを慕っていた人々も次第に不安になり、自分たちもイエスの弟子だと思われやしないかと恐れた。

ユダを先頭に大きな群れが町から出ていった。彼らはケデロン川へ通じる道を通って行った。手に手にかざしているタイマツの炎が無気味に揺れ動き、園の入り口あたりを明るく照らしだしていた。

ユダが先頭に立って臆面もなくイエスに近づいていたとき、イエスは3人の弟子と話していた。暗闇の中で逮捕すべき人物(イエス)を間違えないように、あらかじめ手筈がととのえられていた。手筈とは、ユダが接吻することであった。

イエスに接吻することは、弟子の中で最高の地位を占めることを意味していた。イエスが愛していたヨハネ、ヤコブ、ペテロよりも上位にたてると思っていた。だからこそ3人の弟子が見ている目の前で、イエスに接吻できたときは、勝利の喜びにひたり、天にも登る心地であった。

あとになってからユダが告白したところによれば、あのときの接吻は、決して裏切りの行為ではなく、彼にとっては救いの行為であったという。神は、たとえそれが一瞬であったとしても、ユダのために救いのひとときをとっておかれたのであろう。

接吻が終わってからイエスはユダに「友よ!」と言った。それから同行の者に言った。「あなたがたは、泥棒でもつかまえるつもりで剣や棒を持ってきたのですか?私は毎日神殿の前に立って、隣人への愛と平和を説いていたではありませんか」

イエスの体から放たれている神秘の光に人々はたじろいだ。1人の男が棒でおどしながらイエスの肩に手を触れた。ペテロは怒ってその男を地上にねじ伏せ、持っていた剣を抜いて男の耳を切り落としてしまった。

イエスはペテロに向かって言った。「剣を鞘におさめなさい!剣をとる者は剣で滅びると言ってきたではないか!」ペテロの刃傷沙汰が起こっている間に、イエスは逮捕され、縄でしばられた。

その様子を陰から見ていた若者マルコは、手にナイフをにぎりしめ、すきあらばイエスの縄を切ってイエスを逃がそうと待ち構えていた。マルコはイエスに近寄ろうとしたとき、1人の男が目ざとくマルコを捕らえ、2人はもみ合っていた。

マルコは着ていた麻布の上着をはぎとられ、素っ裸のまま暗闇の中に消えていった。普段は勇気のあるマルコであったが、そのときだけは恐怖におそわれ、山々を歩き回った。彼はイエスを助けることができなかったことを悔やみ、泣き伏してしまった。彼も11人の弟子たちと同じようにイエスを見捨ててしまったのである。

逮捕されたイエスの一行の遥かうしろの方からペテロはついて行った。一行が大祭司の官邸に入るとき、どさくさにまぎれてペテロも官邸に潜入した。大祭司の下僕が火をおこしながら話し合っているのが聞こえてきた。彼らは、イエスのことについてささやいていた。

イエスは大罪人であり、不敬罪にとわれ、拷問にかけられたあとで死刑になるのではないかと話し合っていた。時間がたつにつれて、そこにじっと座っているのが怖くなってきた。疲れきった肉体と極度の恐怖心は、ペテロの体からねこそぎ力を奪っていた。

彼は近くにいる者に呼びとめられ、イエスの弟子ではないかと疑われると、そうではないと3度も否定した。彼もまた、マルコと同じように、離れた所へ行って、男泣きに泣いた。

「助けてくれ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の宇宙最大の寝言の思念です(祈)†■2023年8月9日UP■
「助けてくれ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の宇宙最大の寝言の思念です(祈)†
霊界とは完全なる自己責任の世界であり、物質界生活時に果たさなかった仕事の責任を完全なカタチで取らされるようになっています。その責任を果たさないと高い境涯に向上する事は許されません。「身元の確認はしましょう」と言ってきたアナウンサー的男性も、天皇一族が強姦殺人魔だと知っていながらコイツらの事を善人だというニュースを流しまくり、自身も善人を装って物質界人生を送ったその自責の念、後悔の念が霊的向上の阻害となっており、その罪障中和の目的で「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体を公言する僕の背後霊として仕事をする事になった男性ではないのか。僕はその可能性は十分にあると考えるのです。ちなみにテレビ業界には今回の「身元の確認はしましょう」の男性と同じように、心の中ではよくないと知りながら、仕事を失わないために「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の事を善人であると洗脳ニュースを流し続け、そのおこないに後悔し心を痛めている人間がスゴイたくさんいると思っているのです…続きを読む→
「巻は続くと」これはシルバーバーチの霊訓が続くという意味、そうあって欲しいですが(祈)†■2023年7月12日UP■
「巻は続くと」これはシルバーバーチの霊訓が続くという意味、そうあって欲しいですが(祈)†
僕はこの「カミンズ方式」で霊媒の仕事をするつもりでいるのです。僕の意見などどうでもいい、それより霊団が降らせるつもりで準備してきたテキストを滞りなく全て降らせる事に集中するという事です。仮にその僕の姿勢が功を奏して霊団側の仕事がスムーズに進み、予定時間より早く降らせる分のテキストを降らせ切ってしまい時間が余ったとしましょう。それでも僕は口を挟まないつもりで、その余った時間で霊団が個別に言いたい事があるかも知れませんので、それも紙にしっかり書いてもらう事に集中し、僕からは何も言わない、要求しないつもりなのです。というのも、僕の場合は何も自動書記のジャマなどしなくても日常的にインスピレーションというカタチで霊団と意思疎通、やり取りをしているからです。僕の生活に孤独というものは存在しません、来る日も来る日も霊団が霊聴にピーチクパーチクしゃべくってきてムカつかされていますので自動書記というカタチでやり取りしなくても別にいいのです…続きを読む→

未分類

Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†